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八幡大菩薩

2016年04月20日 (水) 01:49
八幡大菩薩

鶴岡八幡宮の焼失については、同じ弘安3年(1280)12月御述作の四条金吾許御文と智妙房御返事に触れられており、両抄では一国謗法のゆえに八幡大菩薩が国を去った証拠であると指摘されている。
 本抄の内容は二つに大別される。
 第一は、八幡大菩薩の怠慢を戒められている。八幡大菩薩は、正法を持つ者を守護すると仏に誓ったにもかかわらず、法華経の行者である日蓮大聖人を迫害する鎌倉幕府を懲らしめようとしないできた。それゆえ、梵天・帝釈・日天・月天等が八幡大菩薩を治罰するのであり、八幡大菩薩は速やかに幕府の謗法を罰して、正法の法華経の行者を守護すべきであると、厳しく諌暁されている。
 第二は、このように八幡大菩薩を責めるのは、諸経に説いてあるように、まことの願いがかなわないときは、守護神を叱るべきであるからだと述べられ、大聖人が、大難に値いながら法華経を説いて邪宗邪義を破折しているのは、一切衆生を救うためであるから、八幡大菩薩は必ず法華経の行者を守護しなければならないことを説かれている。

http://blog.livedoor.jp/inae_sokagakkai/archives/1730357.html


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