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脇息

2015年08月14日 (金) 15:00
脇息

脇息(きょうそく)とは、日本で近世まで使われた、脇に置いてもたれかかるための安楽用具[1]。記紀では几(おしまずき)、奈良時代はには挟軾(きょうしょく)と呼ばれた?[2]。正倉院に「紫檀木画挟軾」として伝わっているものが古形であり、使用法も身体の前面に置いてもたれかかるものだったが[3]、平安時代以降は脇に置いて片肘をつくための天板光月型、上部に綿を敷き布を張ったものも生まれた[3]。材質には木製の他、紫檀や竹製が使われた。また平板には長方形のものの他、湾曲した形もあった。女性用として引き出しが付いた箱形の「寄懸(よりかかり)」もあった。


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