左から、猿渡、中島、三小田、大渕。中島税理士が33年、大渕税理士が30年かけての税理士合格をお祝いしました。三小田税理士は18年、私は5年。
中島税理士「猿渡先生はなんでそんなに早かったんですか〜!!」
私「…それはね…『絶対に合格する』という執念が強かっただけですよ」
中島税理士、怨念を込めて「う〜ん首絞めてやる〜〜」(笑)
三小田税理士と大渕税理士は私が24年〜22年前、久留米大栄経理学院で法人税の非常勤講師を2年間していた時の受講生で、三小田税理士はその時の唯一の合格者です。私が非常勤講師をしていた時の受講生で最終合格者がこれで6名となりました。
中島税理士は今55歳、23歳の昭和57年から、私は60年から税理士勉強を初め、共に昭和62年に簿記論、63年に財表を科目合格。しかしその後が別れました。私は平成元年に法人税と相続税、平成2年に所得税で最終合格。中島税理士は法人税を3年受けたけど断念、平成元年より9年かけて平成9年に消費税、それから15年かけて平成24年に相続税、そして2年かけて平成26年に所得税で最終合格。今の試験は「判例」から答えさせるとのことも本当にビックリです。
本当に「努力」の人です。
「血圧は大丈夫?」
「大丈夫よ!でも今度初めて人間ドックに入るけど、結果聞くのが怖い」
「勇気!」
「え〜重みがあるなあ!」
大渕税理士は日商簿記1級を合格後、簿記、財表はとんとんと合格、消費税も3年で合格、相続税も1年で合格、しかし法人税が15年以上かけても通らず、完全に諦めていた。しかも、大学に行っていないので、大学院に行けるとは誰も思わない…たまたま三小田税理士の事務所にお邪魔していて、三小田税理士の息子さんが税理士科目免除のため大学院に行っていて、たまたま息子にあって、「ちょっと聞いてみます」…「教授に聞いたらいけるかも」…「四科目合格しているから大丈夫」となって、大学院に3年行って最終合格。聞いたことのない凄い話です。
三小田税理士は34歳から18年かけて11年前に最終合格、9年前に商工会を退職して54歳で独立。今現在既に、月次130件、年一130件、合計260件の関与先で職員が8名。もう完全に追い越されたも同然です。18年かけて合格されたその人間性にはもう敵いません。
私は月次60件、年一240件、合計300件、職員5名。私が勝っているのは、年数と、職員が全員10年以上選手である事、それに所長が居なくても回っていく、という点だけです。あ、それから借金と試練かな。
「試練を受けてからが本物ですよ」
名付けて『大栄会』 ーー税理士会ではなかなか本音の話は出来ません。大栄の『同じ釜の飯』を喰った仲間として、今後概ね2ヶ月毎に会っていくことになりました。