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希望の春

2015年01月18日 (日) 09:02
希望の春

心に「希望の春」をもつ人は強い

人生を、生きて生きて
生き抜くことである。
そのために、
絶対に「負けない」ことである。
自分も、一家も、組織も、
何ものにも負けず、
何ものをも乗り越え、
前へ前へ進んでいく。
その姿自体が勝利である。

 ★ ★ ★

仏法の透徹した眼(まなこ)から見れば、
打ち続く苦難にも
一つ一つ深い意味がある。
大変な時にこそ、
無量の「心の財(たから)」を
積むことができる。

 ★ ★ ★

「蔵の財」も
「身の財」も大事である。
しかし、最後の最後まで勝ち切る力、
そして、人生の総仕上げを飾り、
未来永遠に
常楽我浄の生命の旅を
続けゆく力は、
「心の財」しかない。
すなわち、信心強き人こそ、
最も富める「心の長者」なのだ。

 ★ ★ ★

希望そのものが
「生命の春」である。
心に「希望の春」をもつ人は
幸福である。
希望という「心の財」は、
無限に価値を生む。
最高の財産である。

 ★ ★ ★

最後に勝てば、
「勝利の人生」である。
途中、どんなに悩み
苦しいことがあろうと、
最後の勝利を目指し、
歩み抜き、生き抜き、
今世を戦い抜くのだ。
自分一人ではない。
胸奥(きょうおう)に生き続けている
近しい方々の分も
断じて勝つのだ!
我らに絶望は断じてない。
日蓮仏法の信仰は
永遠の希望の光源であるからだ。


冬空へと伸びるビル。左手に神戸港、中央には、神戸ポートタワーの赤が映える。神戸・淡路大震災から5年後の2000年(平成12年)2月、池田名誉会長は兵庫池田文化会館から神戸の街並みを撮った。そこに暮らす人々に幸あれと祈りつつーー。

「人生は戦いです。幸福になるための戦いです」「どうか朗らかに!そして忍耐をもって生き抜いていただきたい」

震災から20年。神戸は不死鳥のごとくよみがえった。心に希望がある限り、春はやってくる。

【聖教2015.1.18(日)】


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