血圧を測るとなぜか下の血圧だけ高い!?ということがあります。しかも最近はそんな方が増えてきているようです。いったい下の血圧だけが高くなるのは何を意味してるのでしょうか?そして下の血圧を下げるにはどうしたら良いのでしょうか?そのあたりを考えていきます。
【 目次 】
1.下の血圧を下げるにはどうしたらいい?
2.どうして下の血圧だけが高くなるの?
3.下の血圧を下げる食事の摂り方
下の血圧を下げるにはどうしたらいい?
「下の血圧を下げるにはどうしたらいいの?」 多くの方が同じように悩まれていることと思いますが、下の血圧だからといって、特別に何か違う方法を行う必要はありません。なぜなら下の血圧も上の血圧も、数値が高くなってしまう原因は基本的に同じ仕組みだからです。ですから、下の血圧を下げる場合でも、食生活を改善し、運動不足を解消し、睡眠の質を上げるなどストレスの解消に努めることが非常に有効であると考えられています。
どうして下の血圧だけが高くなるの?
では何故下の血圧だけが高くなってしまうのでしょうか?上の血圧も下の血圧も同じ理由なのであれば、上も下も同じように数値が上がっても良いものです。
実はそこのところが肝心なのですが、今の医学をもってしても確かなことが立証されていないようです。しかし、様々な症例を検証・分析することで分かってきたことがあります。
それは、高血圧症になるまでの過程に隠されています。 高血圧が進行すると、まず下の血圧から高くなり上との脈圧が狭まる傾向が見られます。下の血圧が上がるのは、血液の粘度が高くなり抹消血管の圧力が高まることが理由とされていますが、なぜ下の血圧から上がり始めるのかは明確に立証されていないようです。そしてそこからさらに症状が悪化すると今度は上の血圧が上昇しはじめ、最終的には動脈硬化の影響で下の血圧が下がりはじめるということが分かっています。
以上のことから分かるのは「下の血圧だけが高いという方」は高血圧症の予備軍である可能性が高いということです。予備軍なわけですから、もちろん緊急性はありませんが、だからといって決して安心できるものではないので油断は禁物です。
どんな病気でもそうですが、進行すればするほど治療の時間もお金もかかります。せっかく下の血圧だけが高いということは高血圧の初期症状であることのサインなのですから、食生活の改善など、今日からでもできる血圧対策を行うよう心がけてください。
下の血圧を下げる食事の摂り方
下の血圧を下げる食事の基本は、中性脂肪やコレステロールを溜めないこととそれらを排泄する食事を摂ることです。そのためには食物繊維の多い野菜やキノコ類を積極的に食べ、動物性脂肪の多い肉類やバターなどの食事を控えめにすると良いでしょう。
また、塩分を腎臓から排する働きのあるカリウムを多く含んだ食事をすることも、下の血圧を下げるには効果的です。ホウレンソウや白菜、枝豆、かぶやナス、さといも、さつまいもなどにカリウムが多く含まれています。さらに、動脈硬化の予防に役立つとされいる、アジやさわら、さんまなどの魚も積極的に摂取することも有効です。毎日すべて取り組むのは大変だとは思いますが、今から出来ることから始めてみるようにしてください。
料理の味付けは塩分控えめが基本です。血液中の塩分が高いと血管に水分が注入され結果として血圧が上がってしまいます。もちろん塩分だけ気をつければ良いというものではありません、栄養バランスを考えつつ塩分を抑える食事を採るのが理想的です。
とは言っても仕事や家事で忙しいので毎日の献立をつくるのは難しい!と思われる方が多いんじゃないでしょうか。そんな方は、生活のリズムに慣れるまでの間だけでも栄養補助食品やサプリメントを活用するというのもひとつの方法です。がんばりすぎで三日坊主で諦めてしまうよりよほど賢い選択です。
最近はライオンのトマト酢生活という点です。
高血圧を下げるとされる栄養ドリンクはいくつかありますが、効果が立証されたドリンクは知る限りこれだけです。効果には個人差がありますので必ず下がるなどとは言えませんが、食事面をサポートする何かを探している方にはうってつけのドリンクだと思います。