師弟の生命は永遠に若い
空には、鳥の飛ぶ道がある。
海には、魚の泳ぐ道がある。
人には、人の歩む道がある。
人間が、最も人間らしく、
価値ある人生を歩み、
向上していくための道が、
「師弟の道」である。
☆ ☆ ☆
人間だけが
師弟をもつことができる。
師弟の道によって
自分を高めていける。
ここに人間の究極がある。
後継の青年たちには、
伝え遺せる限り
私のもっているものを
すべて伝えたい。
一切の後事を託したい。
その私の心を、
弟子たる君たちは
深く知ってほしいのだ。
☆ ☆ ☆
若き日に人生の師に巡り合い、
真実の人間の錬磨を
受けることは
青春の最高の誉れである。
この人生の真髄がわかれば、
富や名声などの飾りに
惑わされることもないし
何ものをも恐れることはない。
☆ ☆ ☆
真剣勝負の出会いは
人の心を変え、生命を変える。
さらに地域を変え、社会を変え、
世界をも大きく変えていく。
☆ ☆ ☆
師匠と近くにいるから
偉いのではない。
師匠の「心」を身に体して、
現実の上に
実現していく人が偉い。
どんな場所であれ
どんな立場であれ
その自覚があれば、
立派な弟子の戦いはできる。
「心」大事なのである。
☆ ☆ ☆
正しき師匠を求め
師の心に応えんとする
弟子の一念にこそ、
前進と勝利の本因が刻まれる。
弟子に生き抜く生命は
永遠に若い。
その人が
永遠の青年なのだ。
【聖教8/31光の言葉幸福の曲】