【名言】
~モンテスキューの名言集~
【格言】
法とは、事物の本性に由来する必然的な関係である。
愚か者は、まじめさを盾にする。
恋愛は仕事のない人々の仕事である。
強い人間は、自らの運命を嘆かない。
離婚は進んだ文明にとって必要である。
すべての幸福は消極的なものだが、 すべての苦労は積極的なものである。
幸福を数えたら、すぐ幸福になれる。
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である。
宗教を愛し、それを守っていくには、それを守らぬ者を憎んだり、迫害したりする必要はない。
自由とは、法が認めるすべてのことを行う権利である。
孤独は、優れた精神の持ち主の運命である。
平凡な語で、非凡な事を言うのが、非凡である。
人生で成功するためには、 馬鹿のように見えてその実利口でなければならない
我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。 しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。 我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。
雄弁家はその深遠さにおいて足りないところを話の長さで補う。
世の中で成功を収めるには、馬鹿のように見せかけ、利口に活動することである。
我々は、三つの教育を受ける、 両親から、校長から、社会から。 前の二つは、後の一つと矛盾する。
少しをするために多く学んでおかねばならぬ。
直観で掴んだものから、哲学は始らねばならない。
偉大なことを成し遂げる人は、つねに大胆な冒険者である
虚栄心は人を饒舌にさせ、自尊心は人を沈黙させる。
人間は考えることが少なければ少ないほど、よけいに喋る。
真に偉大な人間になるためには、人々の上に立つのではなく、 彼らと共に立たなければならない
多くの場合、成功は成功するまでの所要時間を知っているか否かにかかっている。
才能とは、神からひそかに与えられ、しかも、我々がそれとは知らずに明るみに出す、授かり物である。
自分で実行できることは、決して他人の手を煩わすな。
人間は平等のもとに生まれるが、そこにとどまることはできないだろう。
制度を作るのは共和国の統領だが、のちには、その制度が共和国の統領をつくる。
私には著書を作る病癖があり、しかも著書を作った後にはこれを恥じる病癖がある。
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
法の精神
『法の精神』(ほうのせいしん、De l'Esprit des lois)は、1748年にジュネーヴで出版された啓蒙思想家モンテスキュー男爵シャルル=ルイ・ド・スゴンダの政治理論書。日本では権力分立を定式化した著書として有名だが、その論点は政治学、法学、社会学、人類学など多岐にわたっている。なお、誤解が多いが、本書中では権力が三権(立法権・司法権・行政権)のみならず、四権ないし五権にまで分立すべきである旨が示されている。
モンテスキューは3000以上の引用句を含むこの長大な論考のための調査と執筆に、ほぼ20年を費やした。そのなかで、彼は立憲主義、権力分立、奴隷制廃止、市民的自由の保持、法の規範などを主張し、さらには政治的・法的諸制度はそれぞれの共同体固有の社会的・地理的特質を反映したものであるべきだということも主張した。
シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(Charles-Louis de Montesquieu, 1689年1月18日 - 1755年2月10日)は、フランスの哲学者である。本名は、シャルル=ルイ・ド・スゴンダ(Charles-Louis de Secondat, baron de la Br de et de Montesquieu)で、ラ・ブレード(La Br de)とモンテスキュー(Montesquieu)を領地とする男爵(baron)でもあった。