世界を結ぶSOKA
使命に生きる同窓の友
ーー中国・上海
◎弁護士
「天行は健(けな)なり。君子もって自強して息(やまず)」
中国では法令の改廃が早い。ゆえに日々、休むことなく、研さんを欠かさない。
「政治面で関係が冷え込む今こそ、人のつながりが大切です。中国のことを知る努力と、日本のことを知ってもらう努力、地道な行動で理解を深めていくことが、現地に住む私たちの使命だと自覚しています」
◎企業 取締役
「信用というものは、一朝一夕に築けるものではない。しかし、実は、この信用こそが、不安と混迷の時代を生きぬくうえで、生涯にわたり心がけていかねばならないもの」
諦めずに何度も、たくさんの企業に足を運んだ。どんなことにも誠実に対応した。徐々に取引先が増えていった。
設立から3年目、単年で黒字を計上。5年目には、投資資金を全て回収するまでに成長した。
「信用第一」の挑戦は続く。
◎公認会計士 企業経営者
「小さな事務所ですが、相手の依頼に応えるだけでなく、隠れたニーズや課題を探り、共に会社の未来を考えて提案することを心がけています」
「足は大地につけて」
「目は希望の未来に向かって」
学園の校訓
「進取の気性に富み、栄光ある日本の指導者、世界の指導者に育て」
曖昧さを残す日本。
明確に言わなければ意図が通じない中国。
「家族を大切にする心」
「友人に対して徹して尽くす深い友情」
など、日本で失われつつある良さが中国にあることも知った。
緊張関係が続く日中関係。人件費の高騰。中国から撤退する企業があるなかで、新規の進出も少なくない。
「日本企業の中国での活動と、日中友好に貢献したい」
ーー自ら決めた“使命の大地”で信頼と友情の根を張る。
【聖教6/13】