山本伸一は、次のように話を結んだ。
「いかなる試練があろうとも、そのなかで苦労を重ね、同志を守り、仏道修行に励み抜いた人は、最後は必ず勝ちます。試練というのは、自分を磨き抜き、大きく飛躍していくためのものなんです。
皆さんは、何があっても一喜一憂することなく、“今に見よ!”との一念で、一生成仏の坂道を勇敢に上り抜いていってください」
「今こそ、変毒為薬の時だ!」
中国の人民の母・登穎超は語っている。
「闘争を乗り越えてこそ、心も、体も鍛えられる。また、悪いことも良いほうに変えていける。だから私は、苦難を受けているあなたに“おめでとう”と言います」