桜花の「4・2」に恩師を想う
師弟不二の詩を残したり
偉大な大師匠である
戸田先生の弟子たる私は
師に出会った十九歳の時から
師の亡くなられるまで
来る日も来る日も
朝から真夜中まで
常に先生の近くでお仕えした。
それはそれは
悪戦苦闘の師を
お守りしながら
現在の学会の大発展の
基盤を作り上げたのだ。
これが
師弟の実相であることを
叫びたい。
ああ!
恩師と共に過ごし来た
あの日あの時は
すべてが
また すべてが
私にとっては
輝く黄金の思い出となっている。
師はーー
仏法の王者であられた。
闘争の王者であられた。
正義の王者であられた。
これこそ
人間指導者の大賢人だ!
この王者と共に
月々日々に
私は
青春の不朽の歴史を
綴ることができた。
恩師はあまりにも偉大であり
私は幸福者であった。
いな 師も弟子も
永遠不滅の
幸福と勝利の生命が
輝きわたって
流転してゆくにちがいない。
私の心には
いつも いつでも
笑顔輝く戸田先生がいる。
いまもなお
「先生なら どうされるか」
師との対話の日々の連続である。
いかに暗黒の時代に遭遇しても
偉大なる師を念(おも)うときに
必ず一本の光の大道が
広がってくるのだ。
ああ!
師匠は鑑である。
師匠は希望である。
心に師を持つ人生には
絶対に逡巡(しゅんじゅん)はない。
心に師を持つ人生には
断じて敗北はない。
おお!
わが恩師
戸田先生!
世界第一の師匠
戸田先生!
永遠の人生の師
戸田先生!
弟子・池田大作は
晴れ晴れと勝ちたり。
師弟不二の詩(うた)を
不滅の歴史と残したり。
一段と
決意深まる
師弟かな
【聖教3/30桂冠詩人の世界】