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二月闘争の誇り

2014年02月18日 (火) 20:29
二月闘争の誇り

けなげにも
寒風おそれぬ
英姿かな

新時代の二月闘争を!
「壁を破ろう!」
私は真剣に祈っている。

◎我ら折伏の王者
「伝統の二月」の淵源となった立宗七百年の昭和二十七年(1952年)ーーこの年の二月を前に、恩師・戸田城聖先生は和歌を贈ってくださった。

友どちの
集いも堅き
学会は
折伏行の
王者なりけり

だが、この師の真意を、まっすぐに実践しようとした幹部がどれだけいたか。
「組」では戦えないと決めつけ、これまで通りの活動に安住したり、ただメンバーを集めて叱咤して満足している者もいた。

戸田先生
ーー信心の素晴らしさ、御本尊の偉大な功徳も教えないで、いくら号令しても人が動くはずはない。

一人ひとりが、「すごい信心だ」と確信を持てば、「ぜひ友人にも教えたい」と行動が生まれる。納得が喜びを生み、勇気を生み、新たな対話を生むのだ。



蒲田支部の二月闘争は、七十五万世帯の折伏への突破口を開いた。それは、いわゆる組織を動かした成果ではなかった。
この時、私は二十四歳の無名の青年にすぎない。
支部の壮年、婦人には、初対面の方々も多かった。
お会いして、誠実に語り合わずして、どうして信頼されようか。自分が真剣に戦わずして、どうして共に動いていただけようか。

だから私は勇んで飛び込んでいった。自身の悩みや宿命と必死に戦う人間郡の真っ只中へ! かけがえのない一人ひとりの生命と向き合い、心に訴えた。人間革命と広宣流布の誓願に生き抜く尊き使命と喜びを!

この一対一の人間の結びつきを根幹として、新たな人材を見つけ、励ましを送り続けたのだ。

「一人の人間の一つ一つの偉大さによって人類は新しくなり、より偉大になる」
(オーストリア・ツバイク)

「心の師とは・なるとも心を師とせざれ」
…罵倒して水を浴びせてきた相手もいた。それでも題目を送った。

◎人間のための宗教
「一人を大切に!」ーーこれは、日蓮大聖人が貫かれた御精神である。

ある婦人の病気の報告には、
「 尼ごぜんの御所労の御事我身一身の上とをもひ候へば昼夜に天に申し候なり」

「慈無くして詐り親しむは是れ彼が怨なりり」 「彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親なり」
戸田先生は「折伏というものは苦しんでやるものではない、楽しくやらなければなりません」

◎仏法は「人の振舞」
「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」

「声仏事を為す」

「喜とは自他共に喜ぶ事なり」

勇敢に
いかなる壁も
打ち破れ
広宣流布の
君よ先駆を


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