世界が見つめ 世界が祝う創立記念日
晴れ晴れと 無窮の広布の光道を
我らは
常に遠くを眺めている。
それは世界である。
そして天の方へと
心高く歌い笑い
上昇していく人生なのだ。
有名な「報恩抄」には
「極楽百年の修行は
穢土の一日の功徳に及ばず、
正像二千年の弘通は
末法の一時に劣るか」と
仰せである。
苦労が大きければ
大きいほど
責任が重ければ
重いほど
功徳もそれだけ
大きく重い!
仏法の因果の理法は
三千羅列として
あまりにも峻厳であるる。
時あたかも
千載一遇の好機到来!
我らの今の勝利が
新しい百年へ
否 新しい千年へ
無窮の勝利の大道を開く。
今日も汗をかきながら
誇り高き家に
私たちは向かう。
強い心で
優しい心で
皆と会うことが
いかに豊かな
人生となることか!
帰りには
月が
地上に微笑みをかけながら
輝いている
家々に沿いながら
わが家に着くと
晴れやかな陽気な
そして自由な
親しい笑い声で
笑顔の家族が待っている
なんと荘厳な家か!
この貧しい小さな家が
永遠の誇り高き
広布の満月に
見守られた
月光の城なのである。
この小さな城より
偉大な広宣流布の
創造の魂が
舞いに舞っていくのだ。
人生の目的!
人生の希望!
人生の哲学!
そして
人生の充実!
創価の成長家族には
無上の歓喜が煌めく。
我らの広布の闘争は
不断の努力の軌跡で
出来上がった。
波の運動が
岩石にぶつかり
砕いてゆくが如く
ついに
この間断なき
戦いの勝利を
誰人も信じられずに
唖然として
見つめている。
【聖教11/17桂冠詩人の世界】
Photo by Daisaku Ikeda
1990年1月15日、
横浜港は、
きょうも世界を結んでいた。
昭和54年(1979年)5月、
会長辞任の嵐の中、
「これからは全世界の指揮を執ろう!」
今192カ国・地域に。
「創価学会は宗教界の王者なり」
との恩師の叫び以上に、
世界宗教として学会は飛翔した。
あすは「創立記念日」。
世界広布の新時代が、
いよいよ開幕を告げる。