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0186〜0237 開目抄 0206:14〜0207:09
第31章 二乗の守護無きを疑う
講義
最後に、二乗はたとえ大火をくぐっても、大石の中を通ってでも、法華経の行者があるならば、すぐ飛んできて守護すべきであると結び、それにもかかわらず、なぜ日蓮大聖人は大難にあうのか、禅や念仏の邪宗の者を守護しているのか、法華経は虚言であるのか、それとも末法の大難に恐れをなして守りにこないのか、と疑いを設けている。この疑いは前述のごとく、大聖人が法華経の行者であり、末法・主師親の本仏であるとの断定に導くためである。また、大聖人がなぜ難にあわれるかについては、下巻に詳述する。