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2020.10.14-6

2020年10月13日 (火) 09:25
2020.10.14

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◎富岡製糸場の入り口正面に立つ東置繭所。繭を乾燥させるため、多数の窓が並ぶ(撮影協力 富岡市・富岡製糸場)

 2014年6月、群馬の人々に吉報が届いた。明治期の日本の近代化を支えた「富岡製糸場」が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されたのである。
 
 今もなお開場当時の美しい赤れんがの外観を保っているが、その存続に寄与した先人の一人に、初代群馬県令の楫取素彦(かとり もとひこ)がいる。財政の悪化により製糸場の閉鎖を検討する政府に対し、素彦は継続の必要性を強く訴え、閉場の危機を救った。
 
 彼の行動には、県民に尽くす誠の一念が貫かれていた。とりわけ道徳の教科書の編さんを推進するなど、教育の普及に注力。県令を退任する際には、別れを惜しむ県民から“至誠の人”とたたえられた。
 
 人の真価は、一人を思う真心で決まる。誠実な振る舞いで決まる。群馬の創価同窓生は、創立者のもとで磨いた人間力を発揮して、地域に社会に、大きな信頼を広げている。

2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で、人気俳優の大沢たかおさんが演じる「楫取素彦」(かとり・もとひこ)。
群馬県令だった明治14年に妻・寿を亡くすと、ドラマで井上真央さんが演じる寿の妹・美和と再婚。晩年は貴族院議員を務めた。

維新後は初代群馬県令として活躍し、 妻・寿の死後は、 久坂玄瑞に嫁いで寡婦となっていた松陰の妹・文(大河ドラマの主人公)と再婚しました。
そして富岡製糸場の危機を救い、 のちに群馬の父と呼ばれるのです。
こうした楫取の功績は驚くほど知られていません。


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