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2020.9.20-7

2020年09月19日 (土) 00:35
2020.9.20-

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0186〜0237 開目抄 0203:15〜0204:17 
第29章 二乗の法華深恩を論ず


本文
況や舎利弗迦葉等の大聖は・二百五十戒・三千の威儀・一もかけず見思を断じ三界を離れたる聖人なり、梵帝・諸天の導師・一切衆生の眼目なり、而るに四十余年が間・永不成仏と嫌いすてはてられて・ありしが法華経の不死の良薬をなめて燋種の生い破石の合い・枯木の華菓なんどならんとせるがごとく仏になるべしと許されて・いまだ八相をとなえず・いかでか此の経の重恩をば・ほうぜざらん、若しほうぜずば彼彼の賢人にも・をとりて不知恩の畜生なるべし

現代語訳
いわんや舎利弗・迦葉等の大聖は二百五十戒・三千の威儀が一つも欠けることなく、見思の惑を断じて三界を離れた聖人たちである。梵天・帝釈は諸天の導師であり一切衆生の眼目である。これら二乗も諸天も、四十余年の爾前経では「永く成仏することがない」と、きらい捨て果てられてあったが、法華経の不死の良薬たる永遠の生命観を聞いて、たちまち成仏すべしと許された。それは燋れる種が芽を生じ、破れた石が合い、枯木に華が咲き菓がなるようなものである。しかしまだ未来の成仏を許されたのみで八相成仏を現じていない。どうして法華経の重恩を報じないでいられようか。もし報じないならば、外道の賢人たちにも劣る不知恩の畜生である。


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