◎朱印状(しゅいんじょう)とは、日本において(花押の代わりに)朱印が押された公的文書(印判状)のことである。主に戦国時代から江戸時代にかけて戦国大名・藩主や将軍により発給された。
◎九州電気軌道株式会社(九州電氣軌道株式會社、きゅうしゅうでんききどうかぶしきがいしゃ)は、明治末期から昭和戦前期にかけて、現在の北九州市域において軌道事業を営んでいた鉄道事業者である。略称は「九軌」(きゅうき)。法人としての西日本鉄道(西鉄)の前身であり、西鉄とは同一企業にあたる。
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0186〜0237 開目抄 0203:15〜0204:17 第29章 二乗の法華深恩を論ず
本文
季札といひし者は心のやくそくを・たがへじと王の重宝たる剣を徐君が墓にかく・王寿と云いし人は河の水を飲んで金の鵞目を水に入れ・公胤といひし人は腹をさいて主君の肝を入る・此等は賢人なり恩をほうずるなるべし
現代語訳
季札という人は自分の心の内で約束していたとおり、王の重宝たる剣を徐君の墓にかけて心の約束を果たしたという。王寿という人は河の水を飲み、ただではすまないと思って、金の鵞目を代金として河の中に入れた。公胤という人は主人が殺されて恥ずかしめられているのを見て、主君の肝を自分の腹の中へ押し入れて死んだという。これらの人はみな賢人であって、それぞれ恩を報じたのである。