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◎アメリカ・モデル再考/渡辺靖慶応大教授
『分断克服か 現状破壊か』
今秋の大統領選は米穀のアイデンティティーや価値をめぐる「文化戦争」の様相を強めている。
とはいえ、米国史は驚きの連続である。悲観論に支配されることは禁物だ。
こうした社会変化に適応できない政党は自ずと訴求力を失う。つまり「選挙」が変化の触媒となる。
フランスの思想家トクヴィル
「米国人の重大な特典は、他の諸国民よりも文化的に啓蒙されていることではなく、欠点を自ら矯正する能力をもっていることにあり」
トランプ時代になって米国モデルの行方に不安を覚えた人も少なくないだろう。トランプ氏が破天荒で、過激な大統領であることは確かだ。
しかし、今から20、30年後、同氏ですら「穏健派」と回顧されているかもしれない。
米国史は驚きの連続である。
(読売7.27)