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2020.5.8-2

2020年05月08日 (金) 00:30
2020.5.8-2

◎商人文化を切り捨てる貴族精神の流行

ジュゼッペ・カスティリオーネ
(Giuseppe Castiglione、1688年7月19日 - 1766年7月17日)
イタリアのミラノ生まれのイエズス会の宣教師である。27歳まではヨーロッパで熱心なキリスト教徒として生活をし、絵の勉強もしていた。1715年8月に中国に渡り、清朝の宮廷画家として、康熙帝、雍正帝、乾隆帝に仕え、西洋画の技法を中国へ伝え、美術や建築に影響を与えた。絵画作品では乾隆帝大閲図、ジュンガル討伐戦の情景画、香妃肖像画などが有名である。バロック様式を取り入れた離宮である円明園西洋楼を設計した。中国名は郎世寧(ろうせいねい Láng Shìníng)。

『宮廷人』(Il libro del cortegiano)
カスティリオーネの主著で1528年、ヴェネツィアで出版された。上流階級の社交術や教養を説いた書として、ヨーロッパでは長く教養人の規範とされていた。(廷臣論と訳されることもある)

『ノンシャランス』
無頓着でのんきなこと。投げやりなこと。だらしがないこと。
………何も努力せずとも何でもできてしまうという貴族的な幻想の表れといってよい。このような幻想は、几帳面な日々の簿記・会計に必要とされる職業倫理や、計算や監査に関する経験の蓄積と真っ向から対立する。

『神聖ローマ皇帝カール五世』
ハプスブルク家の絶頂期に君臨し、その治世は、ヨーロッパ統合を果たしたカール大帝以来の歴史的ヨーロッパ概念の体現者とも言われる。さらに当時は大航海時代の真っ只中にあったため、「太陽の沈まない国」と称されたようにヨーロッパから新大陸、アジア(フィリピン)に至る世界帝国を築き上げた。

「太陽の沈まない国」
(たいようのしずまないくに、英: the empire on which the sun never sets, 西: el imperio en el que nunca se pone el sol)
「ある領土で太陽が沈んでいても、別の場所では出ている」ということと「繁栄している」ということを掛け、世界全体に植民地を有しており、当時覇権を握っていた巨大な帝国(帝国主義に基づく場合もあり、政体とは不一致)のことを指す言葉。太陽の沈まぬ国とも。

歴史上、「太陽の沈まない国」と呼ばれるのは、ハプスブルク家のスペイン王国(スペイン帝国) と七年戦争後のイギリス(イギリス帝国)である。

(帳簿の世界史)


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