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2019.10.31-3

2019年10月31日 (木) 01:02
2019.10.31

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第九章 凶徒・兵杖を集めるとの非難に答える 
0181.16〜0182.03

講義
また訴状に「日蓮は兇徒をその住まいに集めている」また、「兵杖等を集めている」等と述べ、不穏な動きがあると非難している。これに対して大聖人は釈明するよりも、むしろこのような讒言をする良観らこそその正体は法華経勧持品第13で説く法華経非農の第三類、僭聖増上慢であるとして打ち破られている。

法華経勧持品第13の僭聖増上慢の文は「或は阿練若に有り」の一句のみで、あとは「等云云」と略されているが、詳しくは次の通りである。

「或は阿練若に、納衣にして空閑に在って、自ら真の道を行ずと謂いて、人間を軽賎する者有らん。利養に貪著するが故に、白衣のために法を説いて、世に恭敬せらるることを為ること、六通の羅漢の如くならん。是の人悪心を懐き、常に世俗の事を念い、名を阿練若に仮って、好んで我等が過を出さん。而も是の如き言を作さん、此の諸の比丘等は、利養を貧るを為っての故に、外道の論議を説く、自ら此の経典を作って、世間の人を誑惑す、名聞を求むるを為っての故に、分別して是の経を説くと。常に大衆の中に在って、我等を毀らんと欲するが故に、国王大臣、婆羅門居士、及び余の比丘衆に向って、誹謗して我が悪を説いて、是れ邪見の人、外道の論議を説くと謂わん。我等仏を敬うが故に、悉く是の諸悪を忍ばん」(以上訓読)


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