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人民日報5月号

2015年05月07日 (木) 11:57
人民日報5月号

◎「日本の鉄道も中国から学ぶ」
冨田 哲郎 東日本旅客鉄道株式会社代表取締役社長に聞く
本誌記者 蒋豊
「近年の中国の鉄道技術も世界の最先端をいっていますね。日本も学ぶべき点が多くあります。我々はお互いの鉄道技術の相違点を強調するのではなく、交流・協力を強化し、ともに世界の鉄道発展に貢献していくべきです」

◎世界はAIIBを必要としている
石建勲 同済大学財経研究所所長、
経済・管理学院教授
だが遺憾なことに、アジア各国のインフラ整備への貢献に尽力するこの多国間協力銀行を米国はあれこれと妨害し、自らが参加しないだけでなく、同盟国が発起国となることも様々な方法で阻止している。

◎ 消費、投資、新興産業が黄金期をもたらす
「中国はすでに高度成長の段階を過ぎた。もともと私たちはお腹一杯食べるため、暖かい服を着るため、懸命に経済を発展させてきた。こうすることで一連の問題も引き起こされ、資源の消費や環境汚染が起こった。新常態の下で、過度の拡張型の発展モデルを、質と効率に配慮した発展モデルへ、また金山や銀山もあれば澄んだ水や緑の山もあるという環境保護型の発展モデルへと転換させることが必要だ。現在、経済成長率が低下していることは、中国経済の衰退を物語るものではなく、モデル転換やバージョンアップの一つの過程に過ぎない。経済の新常態の下で、私たちはイノベーションを駆動力とし、もともと遅れていた部分を改良することで、よりよい発展を遂げなければならない。そうして新興産業が主導産業へと成長する過程で、企業には多くのチャンスがもたらされることになる」

◎日本のノーベル賞科学技術について(その4)〜江崎玲於奈博士〜
〜ショックレーのトランジスタに続く半導体=トンネルダイオードの発明〜
藤原洋 
株式会社ブロードバンドタワー
代表取締役会長兼社長CEO
「電圧を上げているのに、電流が減る。なぜだろう?」

しかし、ゲルマニウムに混ぜる不純物を増やしていくと接合部が薄くなり、10ナノメートルにまで薄くしたとき、不思議な現象=順方向に流れる「トンネル効果」を発見したのでした。大発見のきっかけは、当時のゲルマニウムトランジスタは、不良品が多くその解析の過程で、偶然トンネル効果が見つかったそうでう。

江崎博士の人生は、受験の失敗や組織の問題などを克服されてきたことが、著書『オプションを活かそう』(2013年10月24日 中央公論出版刊)に述べられています。

◎ 「高知県民と中国人はすぐに仲良くなれる」
尾? 正直 高知県知事に聞く/蒋豊
日本と中国は歴史的にも深いつながりがあり、文化交流も長く続けてきました。『三国志』は日本人なら誰でも知っていますし、『孫子の兵法』は日本の経営者なら誰でも学んでいます。大使館に勤務していた頃思っていたのですが、いろんな国際会議が欧米主導で進んでいく中で、アジアは結束してアジアの主張、価値観を訴えていくことが重要だと実感しました。

◎中国人観光客はなぜ日本に惹かれるのか

しかし、危険な時は関係の雪解けの始まりでもある。同年4月、日本を訪れる中国人の数が急速に増え始め、前年比の約2倍となった。

「唐時代のものを見るなら日本へ、明時代のものを見るなら韓国へ」というものがある。このため、「小長安」(京都)を見るために日本を訪れる中国人観光客も多い。

◎日中企業をサポートし、日中友好に寄与したい
大江 洋平 大江洋平法律事務所 弁護士
中国では、不正競争防止法や独占禁止法違反取締りを強化することによって、さらなる市場開放を実現するという政策がとられています。中国市場がさらに開放され、公平な競争が確保されれば、元来法令遵守の意識が高く、高い技術と商品力を有する日本企業は、中国において有利な立場に立つことができると思われます。コンプライアンス意識を高めた上で、当該企業の特徴を踏まえて早めのリスク防止策を講じれば、日本企業は中国市場において大きな成果を得ることができるでしょう。


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