◎人間革命第10巻を読みながらの東京研修
関西に
今築きゆく
錦州城
永遠に崩れぬ
魔軍抑えて
我が弟子が
折伏行で
築きたる
錦州城を
仰ぐうれしさ
多くの弟子たちは、その困難さを避ける。
師の意図に背く考えは、さらさらないものの、師の意図を、ただ教条的にしか理解しない。
……
ただ、1956年(昭和31年)当時、早創期の激流のなかにあっては、この大動脈は、人目につかぬ底流に潜んでいるしかなかった。
“すべては、御書にある”という自覚ほど、教学への求道心を奮いおこさせるものはなかった。
不可能と誰しも考える厚い壁は、信心の利剣で、こつこつと崩すよりほかにはない。
◎研修終了後に飛び込んできた一節がずしりと!
ーーこの身が、果たして将来どうなるものか。真面目に信心しているとは宿命的な悲哀の深さは、彼にとって、あまりにも深すぎる。
「君のことは、ずっと前から、私にはわかっていた。決して心配ない。このまま真剣に信心を続けさえすれば、心配ありません。多くの同志の姿から、はっきりと言えるんです。信じていいんです」
『全世界を制服せんせば、まず汝みずからを征服せよ』というロシアの作家の言葉がある。自分の意思なんかで、己の悲哀は制覇できないとしても、それできるのが、この信心の修行だよ。これは間違いない。
世紀の丈夫(ますらお)たれ
東洋の健児たれ
世界の若人たれ
君よ
一生を劇の如く
いやまして
険しき山に
かかりけり
広布の旅に
心してゆけ
人間革命第10巻読了
機内にて
福岡空港に着きました。