2・11戸田先生生誕の日
地球民族主義よ 輝け
恩師は、
世界の深刻な対立を止揚する
平和と共生の指標として、
“地球民族主義”を提唱された。
それは、まさに
「人間という原点に立ち返れ!」
「世界市民の精神に目覚めよ!」
との警世の叫びである。
★ ★ ★
「境涯」を変えなければいけない。
人間を取り巻くものは変わったのに
人間だけが変わっていない。
法華経の意義は、
そうした未熟な人類を、
賢き人類へと
変革させていくことにある。
★ ★ ★
個人の人間関係も
近隣の交際も
さらにまた、国際的な関係も、
会って、対話し、
互いを知ることが
一切の基本である。
人と会う勇気、
語る勇気をもつことだ!
「対話の洗濯」そのものが
平和の勝利であり、
人間性の勝利であるからだ。
★ ★ ★
暴力に暴力で抗するのはたやすい。
しかし、それでは
悪の輪廻は止まらない。
また暴力に泣き寝入りしていても
悪を助長する。
そのどちらもなく、
人間の尊厳を侵す
あらゆる暴力に対して、
非暴力の強靭なる信念で
妥協なく戦い抜いていくーー
そこに仏教の実践がある。
こうした勇者を育て、
非暴力の精神土壌を耕していく。
そこにこそ
恒久平和の基盤が
できあがっていく。
雲の井に
月こそ見んと
願いてし
アジアの民に
日(ひかり)をぞ送らん
【光の言葉 幸福の曲2015.2.8】