海外に限った話ではないが、相互に腹を割って話せば、信頼が生まれ、必ず落としどころが見えてくる。
「それは、日本の本社に聞かないと判断できない」と答えれば、信頼を得るのは難しい。
日本以外で仕事をするときに、特に大切なのは「手直し」。
日本企業は、きっちり計画を固めてから動くことを基本とする。
時間に余裕があればよいが、「やってみて」あるいは「やらせてみて」修正する。要はトラブルシューテイング。やる前から重箱の隅をつつくようなことをしていては海外では仕事はできない。
WEDGE5月号 新幹線車中にて