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水滸伝(中)

2014年03月26日 (水) 22:01
水滸伝(中)

二三 潘金蓮、夫武大郎を毒殺する
彼はさらに女房の入れ知恵で、武大の死体を火葬にするとき、骨を二、三本こっそりぬすんだ。その骨を水につけてみると、たちまちどす黒くなった。これは明らかに毒殺された証拠であった。

二四 武松、兄のかたき西門慶(さいもんけい)を殺す
「さあたいへんだ。いまに血の雨がふるぞ!」

「たいへんお騒がせして申しわけありませぬ。おかげで兄のかたきは討ちましたが、人を殺した罪は罪、これからいさぎよく自首して出るつもりです。もとより死刑も覚悟の前ですが、ついてはも一つご苦労ついでに、みなさんに証人になっていだだきたい」

二五 孫二娘(そんじじょう)、十字坡にて人肉饅頭を売る
じつは通りがかりの旅人で金のありそうなやつにしびれ薬を飲ませて殺し、その肉を黄牛(あめうし)の肉だと称して張青が村に売りに行く。こまぎれに切ったのは饅頭のあんにして客に出すという寸法。

二六 武松、施恩(しおん)のために蒋門神(しょうもんしん)をうちこらす
「景陽岡(けいよう)の虎だって、げんこ三つでたたき殺したおれだ、きさまなんか屁とも思いはしないんだ!」


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