無錫の水滸城は唐城、三国城に続いて中央電視台がドラマ「水滸伝」を撮影するために設けたスタジオです。1996年3月にドラマの製作チームがそこに入り、撮影を始めました。1997年3月8日に一般開放されました。水滸城の南側には三国城、西側は太湖があります。ここはとても広く、州県区、京城区、梁山区、の三つの部分に分かれています。
水滸城は水と山に恵まれた美しいところに位置しています。陸地面積は36ヘクタールあります。そしてまた撮影ができる広い湖があります。敷地内の建物風格は統一され、その中にもいろいろな形式のものがあります。例えば皇居、庶民の住居、役所、寺、町、店、小さい旅館などは異なる階層から成っており、宋の時代の歴史背景とこの地に暮らす人々の生活雰囲気が表れています。ここでは過ぎ去った時を追想しながら時の速さを感じることでしょう。
水滸城は三国水滸景区の中に建てられています。中国中央テレビの無錫局の屋外スタジオにあたる三国水滸景区は、江蘇省無錫市の美しい太湖の隣にあります。ここは中国国内初の大型なスタジオと有名な観光地です。1987年から建設が始まりました。三国水滸景区を作るために約100ヘクタールの土地と200ヘクタールほど太湖も使用しています。無錫撮影所の中には古典建築物がたくさんあります。三国城内の建築物は雄大で、その中でも水滸城内の建築は派手で、かつ唐城内の建築は煌びやかです。そのほかに「老北京四合院(中国旧式の住宅建築様式)」、「老上海一条街」など、明清時代の建築物もあります。見どころ満載の演目は、ここ無錫撮影所観光のみどころです。毎日20回ほどのダンスショー、特撮番組の撮影などが行われており観客を魅了しています。演目の中には「三国演義」、「水滸伝」のような有名なものもあります。