夕日に照らされて紅葉輝く錦秋
君と私の心は燃える!
私の心は燃える!
君の心も
また燃えている!
互いに
清らかな精神を
鉄のごとく
崩れ落ちることのなき
大信念を連打しながら
厳然と進む。
栄えゆく
我らの人生のために!
輝く太陽に勝る
人生のために!
皆が進む
幸福の祝祭に
囲まれるために!
君よ!
大切な この人生の意義を
深くわきまえていき給え!
君よ!
そして あなたよ!
青春の
尊く そして深き意義を
天高く燃やしながら
苦痛と後悔に
明け暮れゆく生涯を
吹き散らしながら
断じて
勝利と幸福の
汝自身の理想の園を
築き 創り
楽しんでいくべきだ。
それには
自分自身の深き使命と
そして
自身の建設の作業が
必要である。
それは
自分が決めることだ。
自分の運命は
自分で決めるのだ。
自分の幸福も不幸も
汝自身が決めるのだ。
嘆くこともなく
泣くこともなく
負けることもなく
悲しむこともなく
生命の究極の歓びを
満喫しながら
また人生の真髄の勝利を
胸一杯受けながら
また新しき友を作るために
決然たる眼差しで
気軽に
そして緊張して進むのだ。
いつの日か
皆の目は
その確かなる
偉大な気高き
人生の実像を仰ぎ見て
仰天するだろう。
君は勝ったのだ!
あなたも
勝利したのだ!
観念の夢が
実像となったのだ。
世界の古今東西の
哲学者たちは
そのために
自らを実験者として
修行してきたのだ。
君も勝て!
私も勝つ!
あなたも勝て!
私も勝つ!
これが
人生の目的だ。
これが
この世の
晴れ晴れとした使命だ。
(「『幸福皇帝』の王冠よ 輝け!」より)
【聖教11/24桂冠詩人の世界】
Photo by Daisaku Ikeda
“アメリカの人権の母”ローザ・パークスさんの言葉を引いて、池田名誉会長は語った。
「未来のために、今、何ができるか。一流の人物は、この一点を見つめながら、命ある限り行動を続ける。そして、荘厳な夕日に照らされた全山紅葉の山並みのように、人生の総仕上げを果たしていく」
今この瞬間、わが命を赤々と燃やして生きる姿ほど美しいものはない。希望を燃やし、情熱を燃やし、悩みをも燃やして──桂冠詩人は、全ての同志の奮闘する姿と重ね合わせ、シャッターを切った。